”外断熱とは”

“外断熱”(そとだんねつ)とは?

コンクリートの建築物を「断熱材ですっぽりと覆う工法」です。蓄熱性のあるコンクリートの躯体が室内側の温度に同調するため、1年を通じて室内の温度変化がごく少なく、冬の寒さや夏の暑さから、住む人を守ります。

断熱材だけでなく、高性能な窓ガラスやサッシ、そして換気システムと組み合わせる事で、人も建物も「健康・快適・省エネ・長寿」の、理想的な住空間を創り出すことが出来ます。

 

“外断熱”のメリットとは?

[健 康]

室内の壁の結露によるカビの発生・ダニの繁殖を防ぐことが出来ます。アトピーや喘息のリスクが大幅に削減されます。

 

[快 適]

外気温の影響が少ないから、室内は一年中気温が安定し、浴室やトイレでのヒートショックを防ぎます。

 

[省エネ]

コンクリートの温度は1年を通じて大きな変化がないため、冷暖房費が少なくて済むので省エネルギー効果が高くなります。CO2削減効果が期待できる「地球に優しい」工法です。

 

[長寿命]

外気温の変化や酸性雨からコンクリートを守るので、外断熱工法で建設もしくは改修工事を行なった建物は耐久性が高く、100年以上の長寿命も期待できます。そのため、大規模修繕で外断熱改修工事を行なったマンションでは、その後の大規模修繕費を節約できる効果があり、資産価値も高められます。