8/26にNHK「クローズアップ現代」で外断熱改修を取り上げて番組放映される事をご案内しましたが、放映日が9月2日(月)の19:30からに変更となりました。
“断熱による暑さ対策”がテーマという事で、戸建住宅の断熱がメインとなる模様ですが、エステート貝取-2団地の話が約5分間ほど放映される見込みとの事ですので、ぜひご視聴ください。
8/26のNHK「クローズアップ現代」で外断熱改修が取り上げられる予定です
8月26日(月)19:30からのNHK「クローズアップ現代」で外断熱改修を取り上げて番組として放映される予定です。
“断熱による暑さ対策”がテーマの様で、戸建住宅の断熱がメインとなる模様ですが、RC造の外断熱改修を行なったビスタセーレ向陽台団地とエステート貝取-2団地が取材を受けました。
外断熱に関心のある方はぜひご視聴ください。
外断熱改修を行った花見川住宅がマンションクリエイティブリフォーム賞を受賞しました
2021年から3年がかりで外断熱改修を中心とした改修工事を行った「花見川住宅」が、(一社)マンション計画修繕施工協会(https://www.mks-as.net/company/)の第14回マンションクリエイティブリフォーム賞を受賞しました(2024年6月5日)。
当協会の会員の(株)高屋設計環境デザインルームが設計監理、施工は鹿島建物総合管理(株)が受け持ちました。
受賞の講評として、「今後、日本全国でCO2排出削減にむけた様々な取り組みが期待される中で、既存マンションの外断熱改修のモデル事例として先進的であり、その改修工事の効果を確認する取り組みは先導的役割と示すものと思われる」と報告されています。
マンション外断熱改修セミナーのご案内
マンション外断熱改修セミナーのご案内
この度、下記の要領で「マンション外断熱改修セミナー」を当協会主催で9月30日に開催しますので、ご案内します。
外断熱改修を実際に実施した2つの共同住宅で、推進者となったお二人に講演をお願いしておりますので、今後外断熱改修を検討していく方々の参考になると存じます。
・横山様には、ホームタウン南大沢の外断熱改修実施までの歩みや、改修後の効果、13年を経た現在において大規模修繕が必要かどうかの状況等をお話しいただく予定です。
・ビスタセーレ向陽台の坂田理事長には、外断熱改修を実現するまでの経過やそのための努力等についてお話しいただく予定です。
・坊垣様は、国の研究機関の建築研究所において、集合住宅の温熱環境についての研究を積み重ね、武蔵工業大学、東京都市大学でも研究を続けた住宅断熱の専門家です。実際に外断熱改修を実施した集合住宅の温熱環境の改善の方法やその効果についてお話しいただく予定です。
・最後は、講演者の皆様と会場の皆様のディスカッションを予定しております。
【マンション外断熱改修セミナー】
□日時:2023年9月30日(土) 13:30~16:30
□主催:特定非営利活動法人 日本外断熱協会
□場所:東京都港区芝公園3-5-8 機械振興会館 地下3階B3-6会議室
マンションや団地の外断熱改修を理解していただく良いチャンスですので、会場にご参加ください。
セミナーへ参加ご希望の方は、下記の事項を記載したメールで[info@sotodan-jaei.org]宛にお申し込みください。
①参加希望者氏名:
②所属組織(会社名、管理組合名等):
③連絡先 メールアドレス(複数参加の場合は代表者):
④携帯電話番号:(複数参加の場合は代表者 ):
外断熱工事見学会:千葉市花見川住宅(1,530戸)
NPO法人日本外断熱協会では、補助金を最大限利用した千葉市・花見川住宅(
旧住宅公団分譲 1,530戸、築55年)の外断熱工事見学会を、7月8日(土)13時30
分から行ないます。国交省の「長期優良住宅化リフォーム推進事業」の補助金
を活用し、外壁外断熱化やバルコニー、階段部分等の大規模修繕を一昨年から
施工しています。参加は無料ですので、マンション管理組合の皆様の参加をお
待ち致します。
①管理組合名、②責任者名、③連絡先(メールアドレスと携帯電話番号)、④
人数(5名以内)を明記し、下記の日本外断熱協会宛にメールでお申し込み下
さい。
メールアドレス…… info@sotodan-jaei.org
【施工会社及び設計監理事務所】
・元請施工者:鹿島建物総合管理(株)
・外断熱施工:Sto Japan(株)、東邦レオ(株)、野原産業エンジニアリング(株)
・設計監理 :(株)髙屋設計環境デザインルーム
【ご案内PDFはコチラ】
花見川住宅見学会PDF
補助金利用外断熱化工事見学会のご案内
NPO法人日本外断熱協会では、外断熱化とサッシ改修工事を含む大規模修繕工事について、国交省と多摩市の補助金を目一杯利用して施工中のエステート貝取-2住宅(旧住宅公団の分譲マンション)の見学会を9月3日(土)に開催いたします。
◆日 時 :2022年9月3日(土)13:00~15:00
◆見学対象:エステート貝取-2 大規模修繕工事
東京都多摩市貝取2丁目6番
(293戸、築39年、京王・小田急永山駅からタクシーで10分程)
◆集合場所:エステート貝取-2管理組合集会所前
◆申込方法:(1)マンション管理組合名、(2)責任者名、(3)連絡先(メールアドレス及び携帯電話番号)、(4)見学者の氏名(1組合5名様まで)、
を記載の上、日本外断熱協会にメールでお申し込み下さい。
◆メールアドレス: info@sotodan-jaei.org
外断熱化工事をお考えのマンション管理組合のご参加をお待ち申し上げます。
※建築専門誌にエステート貝取-2についての記事が最近掲載されましたので、ご希望の方は当協会宛てにメールにてお申込みください。
夏季休暇のお知らせ
各位
日頃は当協会に対し格別のご支援をいただき厚くお礼申し上げます。
当協会の夏季休暇は8月15日(月)から19日(金)までの5日間といたします。
この間ご用のある方は事務局 田村(090-7287-0378)までご連絡ください。
NPO法人 日本外断熱協会
事務局 田村
外断熱改修を含む「改修設計」についての講演会のご案内
このたび、4月27日(水)の14時から(有)共同設計・五月社一級建築士事務所の三木哲様に外断熱改修を含む「改修設計」について講演頂く事になりました。三木氏は、改修設計における外断熱工法の重要性を認識されて、今まで多くの外断熱改修を手掛けられており、今後のRC建物の外断熱工法による改修工事や新築工事について貴重なご意見がうかがえると思います。外断熱工法による大規模修繕工事の最新事情報告も行い、三木様との意見交換も実施する予定です。
今回の講演会は無料です。ZOOMでの視聴でも結構ですのでご参加下さい。
◆開催日時;2022年4月27日(水) 14:00から16:30まで
◆会 場:機械振興会館 6F-64 会議室(東京タワーの道路を隔てた向かい側のビルです)
◆スケジュール
14:00 開会あいさつ
14:05 報告:「20年目の外断熱」;堀内正純(日本外断熱協会理事長)
14:20 講演:「私のはんせい記~「改修設計」事始め」(仮題)
建築家 三木 哲 様((有)共同設計・五月社一級建築士事務所 顧問)
15:20 外断熱による大規模修繕工事の最新事例紹介
①エステート貝取-2大規模修繕工事(293戸 多摩市貝取)について
②花見川住宅大規模修繕工事(1530戸 千葉市花見川)について
16:00 三木先生を囲んで:「改修設計の過去・現在・未来」について意見交換
16:30 閉会予定
※三木氏のプロフィール:1943年生まれ。建築家がメンテナンスを手がけること等考えられなかった時代から「改修」に携わり、40年以上同分野を開拓し続けたパイオニアです。外断熱改修も多く手がけられています。
会場への参加希望の方及びWebによる参加希望の方は、①参加希望者の氏名、②所属会社または団体、③メールアドレス、④電話連絡先、を日本外断熱協会事務局あてにメールにてご連絡ください。
【メールアドレス】info@sotodan-jaei.org
千葉市花見川住宅の外断熱大規模修繕工事現場見学会を実施しました
2021年4月から外壁の外断熱改修工事を実施中の千葉市花見川住宅外断熱大規模修繕工事現場見学会を2121年11月27日(土)に実施しました。当日は、国の研究機関である国総研の方々をはじめとして、マンション管理組合、外断熱施工会社、設計事務所の方々等、合計44名の方が参加されました。
見学会は、花見川住宅管理組合のご協力と、設計監理担当の(株)髙屋設計環境デザインルーム、施工担当の鹿島建物総合管理(株)とStoJapan(株)及び(社)日本リノベーション・マネジメント協会の後援により実施いたしました。
花見川団地は5階建てを中心とする163棟、5,742戸によって構成される巨大な団地で、分譲住宅と賃貸住宅に分かれています。1968年に建設され、既に50年以上経過していますが、今回の大規模修繕工事は、分譲住宅の40棟1,530戸が対象となっています。全体を11工区に分け、2021年から2024年までの4年間で順次施工する予定です。
国土交通省の「長期優良住宅化リフォーム推進事業」の補助金を受ける事により、躯体の長寿命化と居住環境の大幅な改善が可能な外断熱化工事を実施できることが決め手となり、大規模修繕工事を検討してから比較的短期間のうちに外断熱工事を実施することが管理組合で承認されたとのことでした。見学会に参加された皆様からは、活発なご意見とご質問をいただき、盛会で終了することができました。
日本の共同住宅が「内断熱工法」から解放される日は近づいている。
タイトル:日本の共同住宅が「内断熱工法」から解放される日は近づいている。
この文言は月刊 建築仕上技術2021-12 131頁に掲載された 【私のはんせい記】~「改修設計」事始め~建築家 三木 哲氏の末文です。
氏は戦後、大量に建設された集合住宅の設計手法の中に西洋と全く異なる設計手法があった。それが鉄筋コンクリート躯体の室内側に断熱する「内断熱工法」であった。その原因は1965(昭和40)年に日本住宅協会が発行した「公共住宅標準詳細設計図集」という図面集があるがこの中では建物外皮の断熱工法は一貫して内断熱工法が採用されている。おそらく、当時の断熱の執筆者は鉄筋コンクリート建築を総合的に判断することができない空調学者でなかったかと思われる。と述べている。
一方、外断熱工法は、室内側に結露が発生せず、建物躯体の耐久性に優れる。さらに地球温暖化とCO2削減の要請を受けて国交省は「長期優良住宅ルフォーム推進事業」に建物外皮の外断熱改修を積極的に助成している。と述べ、タイトルの文言で結んでいます。
三木 哲 (有)共同設計・五月社一級建築士事務所顧問。 1943年生まれ。URD・建築再生総合共同組合・管理建築士建築家がメンテナンスを手掛けることなど考えられなかった時代 から「改修に」携わり、40年以上にわたって同分野を開拓し続けてきたパイオニア。